診療時間

診療時間

 休診日 
毎週木曜日、第2.4日曜日、祝日、振替休日
 手術 
9:00~18:00 ※予約制
 エステ・脱毛 
平日10:00~18:30、土曜日9:00~17:30 予約制
 初診受付 
診療時間終了の30分前まで

手術による治療(保険適用)日帰り手術

眼瞼下垂の治療は眼瞼下垂の種類によって異なります。日本形成外科学会認定 形成外科専門医が診断を行い治療法を選択します。
治療を行うことで視野が広がり、生活の質の向上が期待できます。まぶたとおでこに無理な力がかからなくなるので、 緊張から解放され頭痛や肩こりの改善にも働きかけます。

治療法

当院では、3種類の治療方法から症状に合わせた治療法をご提案いたします。

挙筋機能の低下による下垂

1. 眼瞼拳筋短縮手術(保健適用)

まぶたを開ける筋肉の力が弱くなることが原因で起こる腱膜性眼瞼下垂に対しては、眼瞼挙筋の力を補うために眼瞼挙筋につながっている腱膜を短縮する手術を行います。

画像:腱膜性眼瞼下垂症

腱膜性眼瞼下垂症

手術方法

画像:STEP1
画像:STEP1
画像:STEP1


2. 瞼板つり上げ術(保健適用)

挙筋の力が弱すぎて短縮だけでは効果が少ない重症の眼瞼下垂に対しては、瞼板釣り上げ術という、筋肉の膜でまぶたを額に釣り上げる手術を行います。
当院では吸収性の糸を用いて吊り上げます。

重症の腱膜性眼瞼下垂症

重症の腱膜性眼瞼下垂症

手術方法

手術方法
手術方法
手術方法


特徴


挙筋短縮つり上げ
挙筋機能機能が残っている場合に適用機能がないか少ない場合に適用
切開部位まぶたまぶた
眉毛の上縁に2〜4ヶ所
傷跡二重のラインに重なる傷跡二重のラインに重なる傷跡
眉毛の上縁に2〜4ヶ所小さい傷跡


皮膚のたるみによる下垂

3. 皮膚切除術(保健適用)

まぶたの皮膚が緩むことが原因で起こる皮膚弛緩性眼瞼下垂に対しては、緩んでいる皮膚の切除を行います。切除する部位は二重のラインで切除する方法と、眉毛の下を切除する方法の二通りがあります。 

皮膚弛緩性眼瞼下垂

皮膚弛緩性眼瞼下垂

上まぶた切開法(重瞼ライン)

眉毛下切開法



特徴


上まぶた切開法眉毛下切開法
切開部位二重のライン眉毛の下縁
腫れ瞼の腫れが目立つ瞼はあまり腫れない
傷跡二重のラインになる眉毛の下縁に沿って見える
現在二重の方はっきりとした二重になる以前の二重の幅
現在一重の方一重にも二重にもできる一重のまま


治療までの流れ

STEP 1 診察(予約不要)

眼瞼下垂のタイプを診断し、適切な治療法を説明します。

治療ご希望の場合は感染症を調べる血液検査を行い手術の予約をしていただきます。

STEP 2 手術当日

  • お化粧はせずにお越しください
  • コンタクトは使用せず眼鏡でお越しください

―術前―

  • 手術のデザインなどを決めます

―手術(1~1時間半)―

  • 局所麻酔を使用するので痛みはほとんどありません
  • 術後の痛みもほとんどなく、痛み止めの服用で治まる程度です

―術後―

  • 手術後30分程度まぶたをクーリングして帰っていただきます
  • まぶたに軟膏を塗るだけでガーゼやテープはしません
  • 目が腫れますのでサングラスを持参されるとよいでしょう

洗顔・化粧 洗顔は翌日から可能。
アイメイクは抜糸後から可能。
入浴 手術当日は目元を避けて軽いシャワー程度にしてください。
2日目から入浴可能ですが、長時間の入浴は腫れが強くなったり、出血したりするので避けてください。
コンタクトレンズ(皮膚切除)
ソフト 3日目から
ハード 抜糸後から

(挙筋短縮)
ソフト 抜糸後から
ハード 2週間後から
経過 まぶたの皮膚は薄いため、術後の腫れが強く出ます。術後1週間で抜糸をしますが、術後1ヶ月程度は腫れが目立ちます。その後、徐々に腫れが引いていき、2~3ヶ月で落ち着いていきます。
傷跡はしばらく赤みが続きますが半年もすると白い線となり目立たなくなります。
効果 視野が広がり見やすくなります。
目の緊張からくる肩こりや頭痛が改善します。
通院 手術翌日、3~5日目に1度、7日目に抜糸、1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月に検診


眼瞼下垂の手術のリスク

左右差

眼には元々ある程度左右差があります。手術中の確認も座位で行うなど厳重に行いますが、眼瞼挙筋腱膜の癒着や、解剖学的異常、皮膚の状態などの影響で左右差が強調されることもあります。修正可能なものは数か月後に再手術をしてできる限り自然な目になるようにしています。

眼瞼挙上の不足

眼瞼挙筋腱膜の癒着や、解剖学的異常、皮膚の状態などの影響で術後の下垂が十分改善されないことがあります。眼瞼下垂の手術は初回手術で上げ過ぎた場合の修正は難しくなりますので、まぶたを上げ過ぎないことが大切です。まぶたが上がりにくい場合は数ヶ月後に再手術をして修正が可能です。


症例

手術前

手術後

手術前

手術後